バンクーバーで部屋探しの方法まとめ。カナダ在住9年目が語る6つの手順

カナダ部屋探し

「カナダは日本でいう不動産会社がないらしい、どうやって部屋を探すの?」

「なれない英語でちゃんと部屋が探せるかな?」

カナダでの部屋探しははっきり言ってとても大変で面倒で運次第です。

JP CANADAやCraigslistなどのルームシェア募集などでわりと簡単に部屋を決めることは可能ですが、一人暮らしや、夫婦や恋人と二人暮らしする場合は自分でオーナーとかけあい、自分の名義で契約する必要がありますよね。

また、自分の名義で契約すると、誰かとルームシェアをする場合に、家賃やルームメイトの決定権がじぶんにあるため、好きな家賃で貸し出したり、じぶんとは合わなさそうな人が募集してきた場合でもルームメイトを自分で選べることもできます。

そこで現地在住9年、これまでに計4回引越経験の筆者が語る、カナダ現地でのリアルな部屋探しの方法を公開したいと思います。

1.まずは住みたいエリアと家賃相場をチェックする

部屋探しでまずチェックすることはどこに住んで、どのくらいの家賃を払うのか。

バンクーバーの家賃は世界でもトップクラスの高さです。ひと昔前ならダウンタウンの中心部でも800ドル程度だった家賃も今や1200ドル以上。。。一人暮らしなんでできません。。。

まずすることはCraigslistのチェック。理想は数ヶ月前から目星をつけたエリアの募集状況や家賃の動向をチェックすることです。

Google Mapの衛星画像やストリートビューなどで周辺の雰囲気をチェックすることも忘れずに!

どのエリアがどのくらいの家賃なのか、大体の目星をつけたら次のステップです。

2.実際に周辺エリアに足を運んで「空室あり」看板を見つけよう

ここでおすすめする方法が、Craigslistの広告には連絡しないこと。

なぜならCraigslistなどにのっている良さげな物件は本当に一瞬でなくなってしまいます。電話を掛けたらもう決まっている場合が本当に多いですし、ライバルもとても多く、下見に行ったら他の下見に来たひとが並んでる。。なんてこともしょっちゅうです。

そこで狙い目なのが、実際にそのエリアに足を運び、アパートや家の前などに貼られている「空き部屋あり」の看板から直接連絡をとって見つける方法。

バンクーバーの賃貸事情は売り手市場なのか、Craigslistなどの広告には載せずにアパートの前に「空室あります」の看板だけで募集している物件がいくつもあります。

実際、物件を探しをしているであろう人たちがアパートの周辺をウロウロしている風景をたびたび目にします。(わたしも実際そうでした 笑)

周辺の物件を探しに行く場合、歩きでももちろんいいのですが、自転車があればさらに効率よくエリアを徘徊できます。

3.空き部屋の看板を見つけたらメモ&写真

「空室あり」の看板を見つけたら、「これだ!」と思ったらすぐに電話してもいいのですが、まずは情報収集。

ここで必ずしておきたいのが、電話番号と住所と外観の写真や特徴などをスマホなどでメモすること。

電話番号と住所だけだと、あとで「あれ?この物件はどんなだったっけ?」「あれこれは、あのアパートの隣の、あれっ??」となってしまい、Google Mapでまた確認し直したり最悪また確認しに行かなければならないなど、あとでぐちゃぐちゃになってしまいます。

まずはいいと思った物件の情報収集に専念して下さい。

また、スーパーや買い物エリアまでどのくらいあるのか、外食するところなどはあるのか、目の前の道路の交通状況なども注意して確認しましょう。

4.大家さんに電話をして下見の予約をする

情報収集が終わったら、家に帰って一旦休憩してもいいのですが、できればその辺の公園などでまずはその日に電話をしてみることをおすすめします。たまにすぐにその日に下見ができたりする場合があるので。

また経験上、メールはおすすめしません。電話もしくはSMSでの連絡がベターです。メールの返事はなかなか返ってこないか遅い場合が結構あります。。

部屋を借りるときに使う英語は検索すればたくさんでてきますが、このページなどを参考になんとかがんばってください。

また、オーナーがカナダ人ではない場合が多く、英語が聞き取りにくい場合があるので、根気よく質問してください!とりあえず聞いとかないといけない項目は以下の様な感じです。

  • 空室はまだあるのか?
  • 何階の部屋が空いているのか?
  • 暖房は込みか(古いアパートの場合、暖房込みの場合があります。新しい物件は暖房は別の場合が多いです。)
  • 家賃はいくらか?
  • 最低契約期間はあるのか?(最低半年か1年の場合が多い)
  • 下見の予約はいつがいいか?
  • 収入の証明などはいるのか?

複数の物件を下見に行きたい場合は一度に済ませれるようにうまく予定を組んでください。

5.下見にいく

家賃などを確認して、予約の日程も組めたらいよいよ下見です。

カナダでシェアハウスやルームシェア決めるときの6つの注意点なども参考にしっかり下見をしてください。

もし案内してくれる人がそのアパートのオーナーである場合は、そこに住んでいるのか?または別のところに住んでいるのかも確認して置いたほうがいいでしょう。

住んでいる方が良いか悪いかは、そのオーナーの人柄などにもよりますが、個人的にはそこには住んでいない方が好きですね。

いろいろ細かいことを言われそうだし、あまりいい経験がないので。。。

他の人とルームシェアを予定している場合はその旨も伝えた方がいいかもしれません。

また電話で聞きそびれたこともここで聞いておきましょう。

たまにポストペイドチェックと言われるあらかじめ支払い金額を書いたチェックを渡し、その月になったら勝手に引き落とされるシステムを要求される場合がありますので、注意してください。

6.契約をする

もし、家賃もオッケー、部屋もオッケー、ここに決める!となった場合はいよいよ契約です。

基本的にはその次の月の家賃と、デポジットと呼ばれる保証金(家賃の半額)を支払って、契約書にサインするだけなので特に難しいことはありません。

支払いはチェックか現金の場合が多いです。レシートは忘れずにもらってください。

また前の住人がまだ住んでいる場合など、カギを渡すためにもう一度訪れる必要がある場合があります。

ルームメイトとシェアする予定の場合は、募集広告もこの時期に忘れずに出しておきましょう。

バンクーバーでの部屋探しまとめ

以上、わたしが今までやってきた部屋探しの方法ですが、本当に地味に大変です。

いいオーナーに当たると本当に良くしてくれますが、イヤなオーナーだとほんの数時間!家賃が遅れただけで延滞金を払わされたりします。。(まあ自分が悪いのですが。。)

部屋探しは本当に運です!しかし、いい物件に住めると本当に快適なカナダ生活がおくれますので、時間と勇気をかける価値はあります!

バンクーバーの部屋探しでわからない、不安だ、こんなことがあった、など力になれることがあれば相談にのりますよ!

この記事を書いた人
camp

カナダに留学、移住したい人たちのサポートを行ってます。無料で相談できるので興味がある方はメッセージください。

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