カナダ留学・ワーホリでエージェント探すときのポイントと注意点|ワーホリ経験者の意見

ワーホリ・留学

ぼくの住んでいるカナダには毎年たくさんの留学生やワーキングホリデーの日本人が訪れます。

それはもう尋常じゃない数で、春〜夏のベストシーズンになるとバンクーバーの町中では日本語が聞こえないときはないというほど、日本人がたくさいいます。

その中で、ほとんどの人たちは「留学エージェント」なるものを利用してカナダに来ているようです。

ちなみにぼくがカナダにワーキングホリデーできたときは留学エージェントは利用しませんでした。

というか「留学エージェント」というものがあること自体しりませんでした。。。アホですね。。

カナダに来ると決めてから、すぐにビザを申請して航空券を買って来たものですから、リサーチそのものをほとんどせずにやってきました。。。

 

それから10年間、今までたくさんの留学生やワーキングホリデーの人たちと友達として話してきました。

有料のエージェントにサポート代50万円近く払って大したサポートを受けていなかった人もいれば、無料の留学エージェントなのに「そこまでしてくれるんだ!」と感動したりしたこともありました。

そんなぼくが、留学生と友達として話してみて感じた留学エージェントを探すときのポイントと注意点をあげていきたいと思います。

そもそも学校に行く予定がない場合

そもそも「留学エージェント」というビジネスが「生徒を語学学校に紹介した時にエージェントに支払われる紹介料」で成り立っているビジネスなので、語学学校に行く予定がない人たちは、「留学エージェント」のビジネスターゲットではありません。。

無料留学エージェントにとって学校に行く予定のない人に対してのサポートは完全にボランティアになってしまいます。なので「学校に行く予定はない」と言ったとたんに留学カウンセラーのテンションは一気に落ちてしまうことでしょう。。。

 

留学エージェントを探すときのポイント

無料エージェントである

この業界には「無料エージェント」と「有料エージェント」と2種類あるようですが、ぼくは断然「無料エージェント」をおすすめします。

「留学エージェント」というビジネスが「生徒を紹介したときの学校からの紹介料」で成り立っているビジネスである以上、その売上以外に「サポート代」を要求する場合は無料エージェントにはない、それだけの価値を提供しているはずです。

なので、そこに有料サポートの価値を感じるのであれば、有料サポートを選択すればいいと思いますが、そうでは無い場合は無料サポートで十分事足りると思います。

ぶっちゃけ、カナダの留学やワーホリ(高校留学や大学留学は別ですが)でサポートすることなんて特にないと思ってます。ネットを検索すればほとんどの情報は揃っています。

現地にオフィスがある or スタッフがいる

たまにカナダに現地にオフィスが無い場合や現地スタッフが居ないエージェントがありますが、それは問題外だと思います。

日本にオフィスが無いのはまだ許せますが、留学先にだれも居ないなんて、そこに頼む意味なんてあるでしょうか。。。

さらにいうとぼく個人の考えでは、オフィスがあるよりも、オフィスなしで現地スタッフが居る場合のほうが良いのかなと思ってます。

オフィスを借りているって言うことはそれだけ家賃がかかっているということですので、その分会社としては稼がないといけません。

そのかわり「フリーランス」として動いている「留学カウンセラー」もカナダにはたくさんいるのですが、そのような人たちのほうが家賃がかからない分、フットワークが軽く、より留学生に近い状態でサポートできるのかなと感じてます。

メールだけではなく、必ず一度話を聞いてみる

一口に留学エージェントといっても会社の中にはたくさんの「留学カウンセラー」が在籍しています。

そして、留学サポートの良し悪しはその「留学カウンセラー」の人次第って部分が大きいと思ってます。

人気のある留学エージェントには必ず有能な「留学カウンセラー」が居るものです。

なので、留学エージェントを選ぶときには会社の口コミや評判ももちろん参考になると思いますが、必ず担当となる「留学カウンセラー」と話をしてみてください。

そしてその人が自分にあっているかどうか、見極めてから決めるのがいいと思います。結局は人対人のビジネスですので、合う合わないがあると思います。

 

留学エージェントを探すときの注意点

やたら長期で語学学校を推してくる

留学エージェントと話を進めていくと学校をどこにするか、と同時に「どのくらい学校にいくか」という話もするかと思います。

ぼく的にはワーホリや普通の語学留学の場合は、語学学校は長くても3ヶ月くらいで十分だと思ってます。

それ以上の語学学校にいくのであれば、専門学校や大学まで視野にいれた留学となりそれに沿ったプログラムを選択するべきだと思ってます。

事実、日本に居る時にカウンセラーのゴリ押しで半年以上も語学学校を申し込んでしまって、後悔している留学生にたくさんあってきました。

カナダに来てはじめの3ヶ月くらいは語学学校に通って様子をみるのはおすすめなのですが、カナダに来て3ヶ月くらいたつと、どこか別の場所に引越したい。とか、働いてみたい。ってなるとおもうんです。

そんなときに、「まだ学校が3ヶ月も残ってる。。。」ってなるのは絶対に避けたいですよね。。。

なので、長期間の語学学校をおすすめしてくる留学エージェントは、あなたのためというよりも、かなりお金にがっついているとおもっていいと思います。

専門学校の場合は別です

英語を勉強する語学学校は3ヶ月くらいで十分という話をしましたが、専門学校は別です。

カナダにはプログラミングやビジネスのことが学べる専門学校がたくさんあるのですが、そちらの場合は1年とかが普通になってきますから、語学学校とは別に考えたほうがいいでしょう。

ここで注意なのですが、このようなビジネス専門学校に行く予定の人は「ワーキングホリデー」のビザではなくて「学生ビザ」での滞在が可能なので、そちらの申請をする必要があります。

「ワーキングホリデービザ」は1年間「ほぼ無条件で働ける」という魔法のビザです。専門学校にいったあとにカナダで働くためにも必要なビザになってきますので、大事に使いましょう!

大手がいいの?小さな会社がいいの?

カナダには大手と言われる留学エージェントと小規模な会社、さらには個人でフリーランスとして留学エージェント業をやっている人たちと、無数の留学エージェントにあります。

大手だからサポートがいいのか、小さいと不安なのかと思われがちですが、先程も言ったとおり「担当者次第」というのが本音です。

なので大きい会社だろうと、小さい会社だろうと、個人でやっている人であろうと、一度自分の声で話してみて、あなたの判断で人となりを判断するべきかと思います。