就活なんか今すぐ辞めて、海外にいったらいいよ。

ワーホリ・留学
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日本で就活では世界で勝てる人材になれない?

現在の日本の採用マーケットは空前の超売り手市場。

筆者が新卒の時代(2000年前半。。)の「就職氷河期」とは真逆の現象となっております。

今の新卒の学生たちは真面目に就活をすれば、どこかの企業に就職できるような状況でしょうか。

また、学生が就職先を選ぶ基準も

「仕事内容が魅力的」「職場の雰囲気が良い」「高いスキルが身に付く」

などの仕事内容やキャリア重視から、

「将来性がある」「給与・待遇が良い」「福利厚生が充実している」「休日・休暇が多い」

などの「条件面」に移っています。

このことからも「企業が学生を選ぶ」よりも「学生が企業を選ぶ」売り手市場だということがわかります。

では、

[say name=”ひろし” img=”/images/avatar-01.png”]日本でも問題なく就職できるのに、わざわざ言葉のわからない海外に出る必要はあるの?[/say]

と思ってしまうのも自然でしょう。

それでも人生一度は海外で働いてみるべき

これから先、日本に就職するにしろ、海外に就職するにしろ、
人生の中の一度は海外で働いてみるべきだと断言できます。

現在の採用マーケットの「超売り手市場」がいつまでも続く保証はありませんし
むしろ将来はまた「就職氷河期」が来る可能性も大いにあります。

そうなったときに

企業や組織に頼らない、さらに時間や場所にもとらわれない
本当の意味で「食える人材」となることがこれからの時代に必要となる

さらに、その能力は企業や組織の中に入ったとしても、
必ず役に立つ能力です。

また、自分で食える能力があれば、
もし会社を辞めたい、となったとしてもなにも気にすることなくやめることができます。
3.理由

 

筆者の住んでいるカナダでも、昔はカナダにくる留学生は日本人が一番多かったそうですが、

この十数年の間に中国などの他のアジア諸国の留学生の方が圧倒的に多くなったと実感しています。

人材不足の日本だからこそ、人とは違う能力が求められる

様々な文化、生活習慣の違う人々とどのようにコミュニケーションをとって来たか、
そこで起こる問題や課題をどのように乗り越えたかというのは海外就職でしか習得することはできません。

今までの日本企業はまずは日本でのヒットを狙い、もしヒットしたなら海外に打ってでる。
という方法をとってきました。

ですがこれからの時代その方法ではグローバルに成功することは難しくなってきました。

難しいどころか、日本での成功に目をつけ、中国や他のアジア各国に模倣され、
桁違いの資本力とマーケット規模で攻勢をかけてきます。
そうなってはもう遅い、、、
今までの日本式の成功方程式は成り立たなくなってきています。

「mixi」からの「facebook」
「ニコニコ動画」と「bilibili」

これらの例はたくさんあります。
日本では企業が求める能力
「コミュニケーション能力」「主体性」「チャレンジ精神」「協調性」

海外(アメリカ)
「経験」「能力」「スキル」

コミュニケーション能力がトップとなっているが、
今後は成果を求められる時代になってくる。

要は海外ではコミュニケーション能力うんぬんよりも「経験」があり、「結果」を出せる人が儲かるし、評価されるといことになります。

事実、海外では事業に失敗した人や、なにかのプロジェクトに失敗したひとというのは評価が上がる傾向にあります。

これも実際に失敗を「経験」してそこで身につけた「能力」が非常に大事だということになります。

また、日本と違って人材がとても流動的でもあるので、「だめだったら次!」って感じでどんどん次へ次へ進んでいくイメージがあります。

日本を外から見ることができる

これも一度海外に出てみないと感じられない感覚ではあると思います。

この感覚を外に出してしまうと

「お前、海外にかぶれてしまったな」

とか

「ここは日本だぜ!アメリカと一緒にするな」

とは言われる感じではあるのですが、行ったことの無い人には分からない感覚なので仕方ないんです。。

本当に海外に住んでみて初めて分かることがたくさんあります。

この世界には日本でしか通用しない常識がたくさんありますし、

日本だからこそ生まれた新しい常識もたくさんあります。

それっていうのは一度日本の外に出てみて、感じないと一生わからないことです。

この「日本を外から見ることができる」だけとってみても海外に行った意味はあるのではないでしょうか。