ワーホリって、行ったこと自体はなんの資格にもスキルにもなりませんよね。
当たり前の話ですが、ワーホリは申請用紙に書き込んで、ある程度のお金が銀行にあればだれでも行くことができます。。。
その名の通り、適当にワーキングして適当にホリデーするのはホントに人生の気分転換になりますし、日本でなにもすることがない、日本の生活に疲れた!なんて人は、是非行った方がいいと思います。
ですが、ワーホリを人生や転職活動のチャンスと捉え、ワーホリでの経験をなにか次の人生に役立てたいって考えてるひとは、ワーホリを資格やスキルを身に着ける機会として利用するのはどうでしょうか?
元々日本でなにか資格を取ろうとしている人でも、せっかくだから海外で勉強するのもありだと思いますよ。
ではいってみましょう。
英語関係の資格
まずは定番というか、あたり前の話ですが、英語に関する資格がありますね。
日本でも有名なTOEICスコアは、もし興味があるのであれば挑戦しておいてもいいかもしれませんね。
渡航前と渡航後に受けてみて自分がどのくらいスコアが上がったのかくらべてみるのもいいかもしれません。
また、J-SHINEと言われる小学校英語指導者資格も人気ですね。
日本に帰って英語を教えたい!って人は是非とっておきたい資格です。
IT系の専門スキル
最近カナダで会う日本人たちの中で多いのがIT系の専門学校に通っている人たちです。
ワーホリというよりも年単位で通っている人たちが多いですね。
これらの勉強は日本でも勿論できるのですが、海外で習得する大きなメリットは
「英語も同時に習得できる」
ことでしょう。勿論日本語で教えてもらったほうが分かるといった方は日本で勉強すればいいのでしょうけど、
海外で勉強するほうがいろんな国の生徒と交流できますし、なんといっても外国人の生徒は本当にハングリーです。
プログラミングやアプリ開発などのコンピューター言語を扱う仕事は、そこまで高度な英語でのコミュニケーションを必要とされないっていう部分もあります。
また、これからどんどん伸びていく業界でもあるので、慢性的な人材不足も相まって就職しやすい業種でもあります。
事実、ここカナダでも「日本食レストラン」に次ぐといっても過言ではないくらい日本人の就職先として人気がある業界でもあります。
こちらのでの就職を目指しつつも日本でも潰しの効く仕事という意味でもおすすめのスキルです。
飲食・料理系のスキル
ここカナダで日本人の働き先で最もメジャーなのがやっぱり「飲食系」なのではないでしょうか。
定番の「日本食レストラン」でもいいのですが、海外に来たからにはやっぱりフレンチやイタリアンなど日本食以外のレストランでの経験がおすすめです。
ここカナダでもたくさんのレストランがあるのですが、「フレンチ」ならフランス人、「イタリアン」ならイタリア人がやっている場合が多く、本場の味を経験することが可能です。
また、2020年の東京オリンピックに向けての英語での人材不足が心配されていますが、ワーホリ中に「英語で接客」や「英語環境」での経験があれば間違いなく引っ張りだこの人材になることは間違いないのではないでしょうか。
まとめ
「日本人の英語の能力は低い」とよく言われますが、事実こちらにいる外国人(カナダ人以外)のなかでも自分も含め一番英語が下手くそなのはやっぱり「日本人」だと感じています。。。
語学学校でもやはり低いレベルのクラスには日本人が多い印象です。
反面、ヨーロッパ人や南米人などはあっという間に高いレベルのクラスに上がっていく印象です。
だからといってはなんですが、日本に帰ると「ちょっと話せる」レベルでも重宝される傾向にあると思います。
ワーホリ1年で英語が話せるようになるとは思いませんが、日本に帰ってプラスに働く程度の英語力は身につけて置きたいところですね。