カナダワーホリを格安でしたならば、どのくらいで出来るのか。
カナダ在住10年の僕が、いままで出会った人たちの格安アイデアとぼくの今の知識を総決算してワーホリに来たとしたらどのくらい安く、格安でやったとしたら、1年間をいったいいくらぐらいで過ごすことができるのか。
カナダに10年住んだからこそわかる「あの時こうしとけば良かった!!」てことも存分に踏まえてシュミレーションしてみようと思います。
ポイントとしては、いくら「格安で!」といっても何もしないでずーっと家に居てもしょうがないので、なるべくちゃんと楽しめるようにバランスを取りつつも計算してみようと思います。
ではさっそくいってみましょう。
格安ワーホリ費用シュミレーション
留学エージェント:¥0
僕が10年以上前にカナダワーホリに来たときは留学エージェントは利用しなかったのですが、
もし今、ワーホリをするなら「無料」留学エージェントであれば利用するかもしれません。
ただしあなたが短期なり長期なり学校に行く予定がある場合のみ。となります。
「無料」留学エージェントと謳っている留学エージェントは紹介した学校から留学エージェントに支払われる紹介料によってビジネスが成り立っています。
なので学校に行く予定のない人達をサポートすることは実質タダ働きになってしまいますのであまり乗り気ではありません。むしろ学校に行く気がないのに本当にタダでいろいろやってもらおうとするのはマナー違反かと思います。
今は昔と違ってインターネットがあるので「無料」で有益な情報がゲットできます。以前であれば留学エージェントや経験した人しかわからなかった情報が検索すればほぼ出てくる時代です。
周りの留学生たちを見てみても留学エージェントは「学校を紹介してもらった」くらいの存在でしかないことも多いです。
しかし中には英語だけではなく「留学後のキャリア」や「海外転職」までを視野に入れた転職コンサルティング的な提案をしてくれるような留学エージェントがあったり、専門職に特化した留学エージェントがあったりと、お願いする価値のありそうな留学エージェントもあります。
語学学校:¥0 or ¥6000/月 × 3ヶ月 = 18000円
カナダワーホリを格安ですますためには、語学学校も行かないでおきましょう。
語学学校はフツーに高いです。僕が当時通った格安の学校でも6週間で5万円くらいです。格安で行くためにも5万円はイタイですよね。
英語を勉強するのに何万円も払う必要はありません。カナダにはMeetUpといわれるものがあって。
英語学習以外にも多種多様なジャンルや地域にわたるコミュニティから、好きなものを選択して参加できるみたいなものがあるのですが、
様々な国の英語学習者がカフェなどに集まって、交流を図るといったものなのですが、
例えば僕がすんでた(今はカナダの田舎町い住んでますが)バンクーバーだけでもこのくらいの「無料」の英語学習のミートアップが開催されています。
- Language Cast Vancouver
- Come Together English conversation group
- UBC Vancouver English Conversation Group
- https://www.meetup.com/ja-JP/group2030/
- Come Together English conversation group
もちろん、英語学習以外にも「スポーツ」や「アウトドア」とか本当にあらゆるジャンルのミートアップが開催されているので、各々得意なジャンルのミートアップに参加して、積極的に英語を話せば、語学学校に通う必要がないくらい英語が上達すると思います。
5000円としたのは、それでもやっぱりオンライン英会話くらいはやっておいたほうがいいのかなって思います。
ミートアップって英語を話す機会は生まれるかもしれませんが、メンバーはみんな「英語の先生」ではありません。変な英語や間違った英語を話したとしても誰も直してくれたりはしません「伝わったらOK」って感じなので。。
なのでオンライン英会話を使って「先生」に教わってもらうことで「あ、あの時俺間違ってた、次は正しく言おう」とか上達しやすくなると思います。
航空券:往復6万円
航空券ですが、こちらはシーズンと購入時期とどこを経由するかによってかなり差がでてきます。
往復6万円は僕が今まで聞いた中で東京ーバンクーバー間で、一番安いと思った直行便の価格(航空券+サーチャージ代)です。
この値段ではなかなかありませんけど、最安でゲットできたらってことで、この価格です。
中国を経由する便だともっと安い航空券が見つかるかもしれませんが、僕は直行便でしか来たことありません。。。
家賃:¥0(中古のワゴン10万円 + ガソリン代月1万円 × 12ヶ月 = 12万円)
家賃も滞在費のなかでも大きなウェイトを占めるものです。
僕がカナダに10年住んでいて、たくさんの人達に会ったのですが、一番安く住んでいた彼が家賃無料でした。
彼はどこにすんでいたかと言うとそう「車の中」です!
この写真は彼じゃないんですが、10万円くらいで買ったボロボロのワゴンをまさにこんな感じに改造して住んでました。
彼は旅人って感じでバンクーバーにはずっと滞在して居なかったようですが(その後、連絡が取れなくなっちゃいました。。。当時はfacebookとかあまり有名じゃなかったので、、)
バンクーバーに路駐して車に住んじゃうのは法律的にグレー(それでもたまに見かけます)なので、あまりおすすめしませんが、その車でそのままロードトリップにでるもよし、友人のパーキングにちょっと停めさせてもらうもよし、で家賃はかかりません!
彼の車をみてめちゃめちゃ感動した記憶があります。
もし僕が今ワーホリに来たとして格安で済まそうと思ったら、きっとこの方法でいくような気がします。笑
ガソリン代がどのくらいかかるかがキーポイントになりますが、あとでも述べますが、車は停めておいて自転車でなるべく移動するようにすればかなり抑えられると思います。
※バンクーバー市内で車に住むのは法律的にかなりグレーな部分に属すると思いますので、自己責任でよろしくおねがいします。
参考リンク:Vancouver home prices have some living in campers. And businesses have had it with them
食費:3万円/月 × 12ヶ月 = 36万円
食費も滞在費の中でも大きなウェイトを占めるものですね。
これは当時僕も最安記録のために試したことがあるのですが、
- 外食は一切なし
- 肉や魚などの高価な食材はなし
- お酒もなし
- FoodBankや無料フードなどを最大限活用
- 主食は米かインスタントヌードル
などで、最低2万円で乗り切ったことがあります。
ですが正直かなりひもじい思いをしたので、2度としたくないです。。。
なのでもう少しいい食材を買って、たまにビールを飲んだとして大体月3万円としましょう。
カナダは日本と同じ品種の米がかなり安く売ってるので、米を中心にお腹を膨らませていれば、死ぬことはないかと思います。
交通費:¥0(自転車:¥5000)
バンクーバーやトロントはバスや電車が発達していて、留学生やワーホリたちはそれを利用するのが一般的なのですが、格安で行くためにそれも使いません。全部自転車で切り抜けます。
ですが、これも僕は実践したことがあるのですが、バンクーバーでいうとほぼ自転車で移動することが可能です。
街にはサイクリングロードが網の目状に整備されているし、自転車にすごく優しいまちづくりがされてますので、苦だと思ったことはありません。
スタンレーパークと呼ばれる公園を一周するサイクリングコースなどはバンクーバーで一番の観光名所となっているくらい最っ高のアクティビティにもなります。
ただし冬は激寒なので、ダウン2枚重ねとかで気合で行く必要があります。
自転車はネットで中古を探せば最安で50ドルくらいで見つかると思います。
遊び・アクティビティ:¥0
これもさっきの自転車もそうですが、バンクーバーは無料でたのしめる遊びがたくさんあります。
サイクリングもそうですし、街中に無料のテニスコート、極端な話公園でぼーっとするだけでも最高に幸せな気持ちになります。
カナダSIM代:¥5000 × 12ヶ月 = ¥60000
カナダで使うSIMは10年前にタイムスリップしたとしたらめちゃめちゃ悩むと思います。
ぶちゃけスタバの前やショッピングモールとかにいけば無料のWifiがありますし、バンクーバーだとダウンタウンなどには市が用意している無料WiFiが使えますので、携帯プランの契約はなしでもなんとかしのげるっちゃあしのげるるのですが。。
やっぱり携帯は欲しいところです。道に迷ったらGoogleマップ使いたいし、英語がわからなかったら翻訳アプリ使いたいし、「携帯が繋がってない」ってストレスは結構厳しいものがあります。
僕は一度だけ携帯のデータ通信を解約して、半年くらい過ごした経験があるのですが、正直辛かったです。お金は節約できるのでいいのですが、それ以上にストレスがやばかったです。
カナダで使うSIMカード。いまだと「カナダ トクモバ」の5GB/45ドルのプランが一番オトクじゃないでしょうか。
海外旅行者保険:5万円
いくら格安でってことでも、さすがに保険だけはちゃんと入っておいたほうがいいとおもいます。
ですが、日本で入る海外旅行者保険は高額なので、ここは現地の旅行者保険に加入します。
現地の旅行社保険は日割りで計算が普通なので一日1,5ドルくらいからあるので、
1.5ドル×356日=548ドル。大体5万円くらいですね。
まとめ
- 留学エージェント:¥0
- 語学学校:¥0 or ¥6000/月 × 3ヶ月 = 18000円
- 航空券:往復6万円
- 家賃:¥0(中古のワゴン10万円 + ガソリン代月1万円 × 12ヶ月 = 32万円)
- 食費:3万円/月 × 12ヶ月 = 36万円
- 交通費:¥0(自転車:¥5000)
- 遊び・アクティビティ:¥0
- スマホ代:¥2200 × 12ヶ月 = ¥26400
- 海外旅行者保険:5万円
合計:509,400円 で 約50万円
でました!1年間で約50万円!
※これはぼくがカナダで出会った人たちの手法を寄せ集めて算出した費用です。あくまで脳内シュミレーションです。
※特にバンクーバー市内で車に住むのは法律的にかなりグレーな部分に属すると思いますので、自己責任でよろしくおねがいします。
参考リンク:Vancouver home prices have some living in campers. And businesses have had it with them
いずれにしろ、カナダで生きていく上で一番の出費は家賃と食費です。
これをどれだけ節約できるかに、かかっているといっても過言ではないでしょう!
では、みなさんよき格安ワーホリライフを!!
ちなみに他の記事では「フツーにカナダワーホリ留学をすごしたら1年間どのくらいかかるか」を実体験を織り交ぜながら紹介してます。こちらの記事もよかったらどうぞ!
コメント
[…] 【格安留学】カナダでワーホリ留学を格安でした場合 1年間のどのくらい費用を抑えられるのか!? […]