「ワーホリや留学に行くんだけど、日本にあるお金をどうやって送ろう?」
「なるべく手数料などがかからない一番お得かつ安全な方法でお金を送りたい。」
また逆に
「ワーホリで稼いだ(残った)お金を日本に送りたい」
など、ワーホリに行く(買える)際にどうやってお金を送るかって、大きな悩みですよね。
何年か前だったら、「銀行間の送金」や「日本のクレジットカードを現地で使う」「国際キャッシュカード」を利用したり、あるいは「現金」でそのまま持っていく、持って買えるのが普通でした。
ですが、とうとう決定的な方法が登場しました。
ここカナダではかなり前から海外送金といえば「TransferWise」というくらい、有名だったのですが、いかんせん日本円での取扱がずっとできませんでした。
そこに2016年9月に「TransferWise(トランスファーワイズ)が日本円の取引を開始」とのニュースが飛び込んできました。
この発表と同時に日本円を海外に送金する場合の最強の方法は「TrasnferWise」ということになりました。
2016年からなのでそろそろ日本でもメジャーになってきてるんじゃ、、と思っていたのですが、意外とみんなしらないようで、以前からの送金方法を行なっているようなので、ここで紹介できたらと思います。
実際にアカウントを作って、送金の仕方も説明しているので参考にして貰えればと思います。
[memo title=”Trasnfrewiseの利用は現地の銀行口座が必要”]ここで一点注意が必要ですが、このTransferwiseは銀行↔銀行での取引となりますので、カナダならカナダ、オーストラリアならオーストラリアの銀行口座が必要となります。[/memo]
利用にするには両国の銀行口座が必要なのですが、ワーホリで1年間滞在する予定なのであれば、現地の銀行口座の開設はほぼ必須なので、現地の銀行口座は持っているという前提で話を進めていきます。
- Transferwiseとは
- 日本円をカナダの銀行に送る方法
- 1.まずはTrasnferwiseのアカウントを作成します。
- 2.まずはアカウントを作成する。
- 3.送金額を指定する(あとで変更できます。)
- 4.個人的な送金か、法人での送金か
- 5.個人情報を入力します。
- 6.送金先を聞かれます
- 7.送金先の口座情報を入力します。
- 8.本人確認
- 9.送金内容の確認
- 10.ひとまず「本人確認」と「アクティベーションコード」の郵送を待つ
- 11.アクティベーションコードが書かれた封筒を受け取る
- 12.アクティベーションコードを入力する
- 13.日本の自分の口座から日本のTransferwiseの口座へお金を振り込む
- 14.送金後
- 15.送金処理のメールが届きます。
- 16.送金済みのメールが届きます。
- まとめ
Transferwiseとは
まずはこのビデオを見てください。
[youtube]
今までの銀行間の送金
いままでは自分の日本の銀行から、現地の銀行にお金を送ろうと思ったら、上の図のように実際に日本円を現地の通貨に両替(銀行のレートで)してから現地の銀行に送金するのが普通でした。
この方法ですと、
- 時間がかかる
- 銀行のレートで両替されるため、レートが悪い
- さらに手数料(日本の銀行と現地の銀行両方)が取られる
というすごく効率の悪い方法しかありませんでした。
ぼくの場合(カナダ)だと、振り込まれるまでに1週間くらいかかる時がありましたし、銀行のレートは非常に悪いものでした。さらに手数料として日本の銀行から1回につき8000円くらい、カナダの銀行から4000円くらい取られていました。
これがTransferwiseの場合だと、
Transferwiseの場合
Transferwiseのアカウントを作成後、日本の銀行から日本のTransferwiseの口座に直接お金を振り込みます。
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日本のTransferwiseが振込を確認したら、現地のTransferwiseの口座から現地の自分の銀行口座へお金が振り込まれます。
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なので、実際にお金は、両替されることなく、資金は国境を超えたことにはなりません。
今までの常識を破壊した送金システムです。
実際にこれを似たようなことをぼくもカナダでやっていたこともあります。
カナダで日本円が必要な友人などを探して、ぼくの日本の銀行口座からその友人の日本の口座に日本円を振り込みます。
その振込が確認できた直後に、その友人のカナダの口座からぼくのカナダの口座へカナダドルを振り込んでもらいます。
これと同じことをTransferWiseはやっていることになります。
この方法だと為替に関する余計なコストがすべてなくなるので、TrasnferWiseの最小限の手数料のみで海外送金することができます。
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TransferWiseをはじめる[/afbtn]
日本円をカナダの銀行に送る方法
1.まずはTrasnferwiseのアカウントを作成します。
アカウントを作成して最終的にお金を送るには以下のものが必要です。
マイナンバー関連書類
マイナンバー「個人番号カード」があれば本人確認書類は要りません。
マイナンバー「個人番号カード」ではなく、マイナンバー通知カード、またはマイナンバー記載のある住民票の写ししかない人は下の「本人確認書類」が必要です。
本人確認書類
マイナンバー「個人番号カード」が無い方は、運転免許証やパスポート等の顔写真付身分証明書(両面)が必要となります。
郵便物が確認できる住所
本人確認書類に記載の住所へアクティベーションコードが書かれた書類が送られてくるので、日本の住所も必要です。
2.まずはアカウントを作成する。
メールアドレスとパスワードを設定して「口座を開設する」をおしてください。
3.送金額を指定する(あとで変更できます。)
いきなり「いくら送金しますか?」と聞いてくるのですが、ここは後で変更可能ですので、とりあえず送る予定の金額を入れておきます。
「次へ」をおします。
4.個人的な送金か、法人での送金か
ここでは「個人口座」を選びます。
5.個人情報を入力します。
個人情報を入力していきます。
半角ローマ字となっているところは半角ローマ字で入力してください。
住所なども「日本の住所」を「半角ローマ字」で入力してください。
6.送金先を聞かれます
「どなたに送金されますか?」と聞いてくるので「自分自身」を選択します。
7.送金先の口座情報を入力します。
口座の情報を入力します。
カナダの場合:
TD Bankの場合
RBCの場合
注意:ここに入力するのは銀行のカードに書かれている番号ではありません!
銀行からもらったチェックか、Web管理画面に入るとわかるものです。
8.本人確認
本人確認の画面が出てきます。
※画面キャプチャを撮りわすれました。すいません!
- マイナンバーカード【最もカンタン】
- マイナンバー通知カード
- マイナンバーが記載されている住民票
を選択する画面が出てきます。
マイナンバーカードがある方は次の「写真付き身分証明書」のアップロードが不要となります。
マイナンバーカードをスマホなどで撮影して、アップロードしていきます。
「マイナンバー通知カード」「マイナンバーが記載されている住民票」を選択した場合は、続いて
- 運転免許書
- パスポート
- 住基カード
の選択画面が現れますので、写真をアップロードして「次へ」進んでください。
9.送金内容の確認
送金内容の確認などがでてきます。
本人確認とアクティベーションコードの確認が出来ないと送金はされませんので、
「あとで送金する」を選択しておいてもいいと思います。
[memo title=”MEMO”]初回の送金かつ、送金額が10万円以下の場合のみ、アクティベーションコードの到着を待たずに、本人確認のみで送金可能です。[/memo]
10.ひとまず「本人確認」と「アクティベーションコード」の郵送を待つ
ここまできたら、以下のような画面になっていると思います。
「本人確認の完了」はわりとすぐにメールで送られてきます。
あとはアクティベーションコードが書かれた封筒を待つのみです。
11.アクティベーションコードが書かれた封筒を受け取る
郵便が届きました。
12.アクティベーションコードを入力する
封筒の中の紙に記載してある「アクティベーションコード」を入力して「アクティベート」します。
完了しました。
13.日本の自分の口座から日本のTransferwiseの口座へお金を振り込む
[alert title=”注意”]TransferWiseへ送金する際は、”P”から始まる会員番号(例:P123456)を、振り込み名義人欄へご入力してください。 例:テスト タロウ P123456[/alert]
↑の注意に気をつけて、お金を振り込んでください。
14.送金後
送金後、管理画面にもどって「送金しました。」をおすと、以下の画面になります。
最後の入金確認まで見守りましょう。
15.送金処理のメールが届きます。
送金処理中とのメールが届きます。
16.送金済みのメールが届きます。
「送金済み」とのメールが届きました。
送金先の銀行アカウントを確認したところ、「TransferWise」から無事お金が振り込まれていました。
まとめ
どうだったでしょうか。
はじめに住所確認など面倒な手続きが必要でしたが、何十万円も送る場合は、銀行で送るよりも数万円くらい安くなります。
それを考えると、やる価値はありますね。
「カナダドル」→「日本円」も可能なので、日本に帰国する際にも使えそうですし。
もし、カナダにがっつり1年間滞在して、カナダに銀行口座を作るつもりなのであれば、住所確認などが必要なので、日本にいる時にアカウントだけでも作成しておくといいでしょう。
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